妖怪ピークの門番が身近な小さな世界で感じとったことをお届けします。気持ちに合わせて読んでいただけたらと思います。
打ち合わせの帰り道、見上げた空。
「黄昏」という言葉はどこか寂しげ。
でも、悲しくはない。
過去の激しい情熱も知っているけど、
それとは違う。
自分の内に灯っている
大切にしている小さな消えることのない炎。
そんな感触に似ている空だった。